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2024/08/03
サップ・パックラフトPACKRAFT紀行 in由良川
GARAGE STAFFのタクです。
最近、ご無沙汰しておりましたSTAFF BLOG。
今年は新しくインスタライブだったり新しいコンテンツに挑戦してみていますが
やっぱり中々、伝えきれないことも多い!
ということでSTAFF BLOGも改めて再開します!
なので今後もお時間あればこちらも覗いていってください。
そんな再開の記念すべき第1号は今年特に、人気が高まってきているアクティビティ
" PACKRAFT "
今までのBLOGでもご紹介していたので僕がPACKRAFTを嗜んでいるのをご存じのキャンパーさんも
いらっしゃるかと思います。
そんなPACKRAFTですが
この度、なんとSTAFF YABUもデビューすることに!!
元々、キャンプや釣り、バイクにスノーボードと
アウトドアに精通してきたYABUですが
2024年からはPACKRAFTも始めちゃうわけです◎
そんなYABUがこの度、記念すべき1艇目として選んだのは
MRS の"PONTO"
1人乗り用のパックラフトでGARAGE CAMP STOREとHEIMAT BERGの取り扱いモデルの中でも
全ての舟の基準になるようなオールマイティな一艇です。
実は以前にも1度だけ、お試しで乗船してみてもらった
"PONTO"
この日の経験がYABUのPACKRAFT熱を駆り立てた訳です◎
今回はそんなYABUのデビュー戦。
YABUにどんな川で記念すべきデビュー戦を飾りたいかリサーチ。
すると帰ってきた答えは
" 景色の美しさよりも瀬が楽しめる川 "
いかにもYABUらしい答え 笑
そのご要望を叶えるために
今回、僕たちが川下りに向かったのは
お隣の府、京都。
関西のみならず日本を代表する古都。
そんな京都の北部を流れる川
"由良川"
GARAGE CAMP STOREから車でおよそ1時間半。
福井や滋賀との県境を始めとし、綾部や福知山といった京都府北部を代表する街並みを流れて
最終的には若狭湾へと流れつく。
そんな由良川が今回の舞台です。
さあ!!
それではいざスタートするんですがその前にパックラフトに興味を抱いているキャンパーさんに
よく頂く質問をご紹介しておきましょう。
"川を下った後はどうやって戻るんですか?"
この答えは大きく分けて2つ。
1つ目の方法は
"スタートとゴールに1台ずつ車を置く"
です。
大前提として川遊びなので少なからず、危険が伴う。
なので僕は必ず複数人で行きます。
となると複数台の車で現地集合というパターンが多い。
車が2台以上あると、上流と下流それぞれに置いて
下った後は車でスタートへ戻ってから解散、という流れ。
2つ目の方法が
"公共交通機関を使う"
パックラフトのメリットの1つとして
"収納サイズがコンパクト"
というのがあります。
このYABUが持っているのがPONTOを畳んだ状態。
大体、ダウン量600gの寝袋くらいでしょうか?
なので装備はリュック1つ程度にまとまっちゃいます。
そんな身軽な状態で荷物が済んじゃうので、
今回は4人が1台乗り合わせで現地へ。
ゴール地点に車を置いて今回はタクシーでスタート地点を目指します。
さぁ、前書きが長くなってしまいましたが
いよいよDOWN RIVER STARTです !!
今回のルートはザッとお知らせするとこんな感じ。
(詳しいルートをご興味の方は是非、店頭でご質問ください!)
およそ9kmほどのコースを
今回はこのナンバリングした3つのポイントをご紹介しながら
進めて行こうと思います◎
まずは準備。
手のひらサイズのコンパクトな電動ポンプ
これがあればパックラフトの準備には十分。
コレを舟本体のコックにセットするだけ。
一旦、川に飛び込んで体を冷やしている間に自動で準備は進んでいきます。
準備が整ったら、いよいよ始まり。
さて皆さん、最初の方に戻りますが
この度の目的を覚えていらっしゃいますでしょうか。
そうです。
今回の目的はロケーションが美しい事よりも
" 瀬 "を楽しみたいんだ!
これがYABUの目論見でしたね。
なので早速やってきました"瀬 "。
ココ、由良川は比較的ゴツゴツとした岩が多く、時折川幅を狭めて流れが急なエリアが待ち構えています。
普段、橋の上から見下ろす印象とはガラッと変わって、
小さな瀬が作り出す、20cmくらいの波でもパックラフトの上ではかなり迫力を感じる。
それに応じてスピードも出るます。
なのでちょっとした瀬でも緊張感を覚える。
このアドレナリンを駆り立てられるような体験がパックラフトの魅力。
更にはこんな感じで流れが、少し落ち込んでいるエリアもあったりして。
1つ1つの瀬を通過するのに緊張感があってオモシロイ◎
こういう緊張感を感じた後は必ず落ち着いた凪のエリアがやってくる。
ココでは完全にリラックス。
この緊張と緩和を繰り返しながら旅は続いていきます...
さあ、続いてはポイント② !!
遂にこの日1番の目玉の瀬。
50メートルくらいはあるでしょうか。
緩やかに左にカーブしていくロングライドポイントが
僕たち一行の前に立ちはだかります。
遠くから覗いても川底に沈んだ大きな岩が作り出す波が
何ヶ所も...
ただこの緊張感を味わいに由良川を訪れた
と言っても過言ではない。
我々は意を決してこの大きな瀬に飛び込んでいく訳です !!
いざ下ってみると川底の岩たちが作り出す
大小さまざまな瀬が僕たちを待ち構えていました。
そんな数多くの瀬をパドルを駆使して攻略していく訳ですが...
見て下さい !!
僕の舟は2人乗りなのでYABUの舟よりも大きい。
そんな舟が船底が見えるほどせり上がる。
それほどに大きな瀬が待ち構えていたりもします !!
この大きな瀬に立ち向かっていく面白さが
パックラフトをやめられない1番のポイント◎
時間にすると数十秒ですが
体感的にはそんな短時間では得られない程の達成感!!
この後、舟を担いで戻る。
楽しい瀬があるともう1回チャレンジ。
こんな楽しみ方もできるんです◎
2回とも無事に全員、沈することなく攻略成功です◎
そんな大一番を乗り越えて達成感を得た我々一行が次に訪れたのは小さな沢。
いつも川を下っていると小さな支流がいたるところから流れていることに気づきます。
川を下ってみると人が入れるようなエリアって本当に少ないんだなと感じます。
なので行くなら船で行くしかないんですが
川を舟で下って向かうなんて普通なら考えられない。
ただそれを楽しむのがパックラフト。
支流を見つけてはこの綺麗なエリアにはいつから人が訪れていないんだろう...
なんかを考えてしまいます。
今回は休憩がてら、そんな道中に見つけた沢をチラッと冒険◎
近隣の山から流れ着いた小さな沢を囲む空間はなんとも言えず幻想的。
沢をトンネル状に囲んだ木々の上を電車の線路が通る。
見渡す限り橋脚が見つからなかったのも相まって非現実的な空間に感じたのは僕だけではなかったはず。
たった数十mでしたが自然の地形と流れる川に逆らって進んでいく。
この体験もかなり冒険心を擽られます◎
思わぬ収穫でしたが、こうやってなかなか人が足を踏み入れにくい場所に
アプローチできるのもパックラフトの魅力の1つです◎
沢で涼んだらゴールは間近。
楽しみ過ぎてこの時点で下り始めておよそ5時間。
楽しい川ほど時間がかかる...
遊び過ぎちゃうんですよ 笑
ただここまで来ると
その後は瀬も少ない。
穏やかなエリアをゆるッと漕いでいればもうゴール。
長かったようで短かったような密度の濃い1日。
今回もたくさん瀬でパックラフト楽しんできました~
楽しみ過ぎて昼食スッ飛ばして由良川にのめり込むことに...笑
本当はもっとたくさんの瀬や遊べるポイントもあったんですが
今回のブログではこの辺で。
Instagramでも臨場感ある動画を投稿していますので、
是非コチラもご覧ください◎
それではまた次回もお楽しみに◎
GARAGE CAMP STORE タク
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