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2023/12/04
キャンプ"名作" 鍛造フライパンを生み出す安隨製作所へ!
こんにちは!
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GARAGE STAFFのタクです!
今回はキャンプギアを紹介!
するのではなく、特別編!!
なんとこだわりのキャンプギアが作られている場所に
お邪魔させていただいたので
その時の内容を皆さんにもお裾分けしたい!!
そんな普段とはちょっと違った内容のブログです◎
今回、訪れたのはGARAGE CAMP STOREからもほど近い
兵庫県三木市にある
"安隨製作所"
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安隨製作所は金物のまち三木市で農機具の製造元として日本の農業を長年支えてきた
歴史ある会社です。
そんな長年、農機具製造で培ってきた鍛造や火造りの技術を用いて
キャンプギアブランド
"millio"
としても多くのキャンパーから人気を博しています。
そんなmillioの代表作といえばなんと言っても
" 鍛造フライパン "
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これはそれぞれキャンプスタイルの違うGARAGE STAFFが全員愛用している数少ないアイテムの1つです。
かくいう僕が愛用しているのは
"鍛造フラパン20cm"
ソロキャンプも好きな僕にとっては
丁度いいサイズ。
夜はステーキを焼いたり、朝は目玉焼きやベーコンを焼いたり。
1人分には本当にちょうどいいサイズ!
先日、ブログでもご紹介したソロキャンプでも登場した
キャンプには必ず持っていくギアの一つです◎
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その他のSTAFFで言うと
ソログルやデュオキャンプに行くことの多いYABUは僕のより少し大きい
"鍛造フライパン22cm"
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こうやってアヒージョなんかも楽しめる
ちょっと深さがあるのも魅力の1つ◎
料理大好きBOMとビッグキャンプでキャンパーさんに料理を振る舞うことの多いハルカさんは
他にもクッキングギアを携えていくので、コンパクトにまとめられた方が良い。
そんなこともあってか、
ハンドルがくるっと回ってコンパクトに収納できる
"コンパクトフライパン"
このコンパクトフライパンは
ハンドルが畳めるだけでなく、蓋も標準装備されている優れもの◎
特に料理を楽しむキャンパーさんには欠かせないフライパンです。
以上がSTAFFが愛用しているモデルです◎
先程にもお伝えしたように
同じGARAGEのSTAFFでもそれぞれキャンプスタイルが違う。
なので愛用のキャンプギアはそれぞれ違うし、
STAFF全員が同じように欠かせないキャンプギアってそうあるものでもない!
しかもそんなキャンプギアの製造元が同じ兵庫県。しかも隣の市にあるなんて...
まさに運命です◎
そんな安隨製作所に今回はお邪魔してきたわけです◎
さらに!
以前よりGARAGEで鍛造フライパンを買って愛用してくれているキャンパーさんからも
是非、作っている姿を見学させてほしい!
という強いご要望もあり、
安隨さんにご相談したところ快く引き受けてくださいました!
なので今回は総勢10名で見学させていただく事となりました◎
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それではこれより鍛造フライパンが生み出されている現場を皆さんにもお裾分け◎
まずはココッ!!
見てください!
この男心をくすぐる空間!
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ここの空間で日々、フライパンや鉄板が鍛えられているんですね!
そしてこの炉で鉄を熱して加工していきます。
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実はこの炉!!
なんと先々代の手作りだそうです!!
安隨さんは「あまり整った綺麗なものじゃないから。」
と謙遜されていましたが、まさかの製造の上での基盤となる設備まで
手作りで作られているという所にもまた感動しますよね!
しかもそれだけではなくフライパンの造形を型取ったり、鉄を鍛えたりする台。
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轍を鍛えるために数多に用意されている金槌を収めるホルダーも。
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全てが手作りで作り上げられた空間が広がっています◎
そんなフライパンを作り出す為に手作りされた、まさにコックピットのような空間で
なんと!
安隨さん直々にフライパンを鍛える様子を見せていただきます!
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まずは炉の温度を1000℃近くまで熱していきます。
そこにフライパンの元となる鉄板。
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これを炉での中に入れて、十分に熱されると木槌で叩いてフライパンの形を作っていきます。
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少しずつフライパンの形になっていくのが分かります!!
しかもこの鍛えられていく時間もまた魅力的で...
これはなかなか文章ではお伝えしにくいんですが
カンッカンッと響き渡る鉄を打つ音と熱された鉄の匂いが広がる空間に
なんともいえない緊張感も漂います。
安隨さんからか。鍛えられた鉄からか。
どちらから共なく漂う気迫のような空気。
この気迫がフライパンに宿っていることも
多くのキャンパーを魅了している所以の一つなんでしょうね。
続いては僕にとっては1番見たかった行程です。
僕が愛用している鍛造フライパンのハンドル部分。
ここを作っていきます。
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見てください!
ひねりを加えて作られたハンドルは寸分の狂いもなく1本筋の通った様な仕上がり。
シンプルなハンドルではなく、ひねりを加える。
それだけで量産型ではなく手作りであることを1つの演出として加える。
このハンドルの様に職人の手作りであることを要所に造形として残すことも
millioの製品を作るうえで大切にしている所だそうです。
そんな美しいハンドルが
なんと目の前で作り上げられていきます!!
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ハンドルも先程と同様に炉で熱されてから手作業で作り上げられていきます。
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こうやって微調整を加えながら美しいハンドルは作られているんですね。
ひねりを加えるときはぐっと力を加えながら。
職人の腕が覚えている絶妙な力加減がこの美しいハンドルを作り上げていることがよくわかります!
そして美しく成形されたハンドルは鉄製のリベットを打ち込みながら仕上げられます。
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この行程も真っ直ぐに整えられながら丁寧に取り付けられていきます。
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これでようやくフライパンが仕上がります。
今回見学させていただいた工程はほんの一部。
全てを見学させていただくとかなり時間がかかってしますので。
要所要所で見どころのある部分だけをピックアップしてご紹介していただきました!
それにしても盛りだくさんの内容でした。
これが端折ってあるなんて...
やっぱり職人さんの手作りって凄いですね!
これだけの内容を生でお見せいただいたことで
今回参加した全てのキャンパーが心を鷲掴みにされた事は容易にわかっていただけるでしょう◎
感動しっぱなしで大満足の時間でした!
しかし今回はこれでだけでは終わりません。
millioのアイテムの特徴として先ほどのひねりもそうですが
全てのアイテムに共通している造形として搥目が残されています。
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この美しい搥目はもちろん職人の手作業で鉄を鍛えた証。
そんなmillioの特徴である搥目を作る為に鉄を打つという体験しよう!
と言うことでキーホルダー制作のWork Shopまでご用意していただきました!
皆さん真剣に。
自分が安隨さんになったかの様な気持ち打ち込んでいきます◎
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そうして全員がオリジナルのキーホルダーを作成しました◎
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こうやって作っていくと簡単なキーホルダーでも愛着が溢れてきます◎
こんな特別な半日を体験させて頂いたのです!!
安隨製作所の皆さん、貴重な体験を本当にありがとうございました!!!
これだけ貴重な体験をさせてもらったら
その日の晩は早速、millioのフライパンで" 肉 "焼きますよね〜
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ステーキを焼いていてもやっぱり他のフライパンと違って
肉を焼く音が違う!
音が高いと言うか軽やかと言うか。
普段、あまり真剣に料理をしない自分でも
お店の様にステーキが焼ける。
そして肉を焼くという時間が特別な時間と感じることが出来る。
そんな魔法のフライパンです◎
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今回の経験でまた鍛造フライパンへの愛情が深くなってしまった!
ただ使っているだけではなく、こうやって作り手のお話を伺える機会があると
愛情は一段と深まっていきます。
本当は色々とフライパンの制作秘話を伺ってたんですが...
それはまたいつの日か◎
気になるキャンパーさんは僕とmillioへの愛情を語り合いましょう!
お待ちしています◎
それではまた次回!!
GARAGE CAMP STORE タク
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