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2023/10/24
キャンプ何で薪を割る?
秋が来た
こんばんは。GARAGE CAMP STOREのナカスギです。
暑かった夏が過ぎ、心待ちにしていた秋の到来。
ナカスギ家のキャンプは秋から春の3シーズンがメインシーズン。
というのも、僕の奥さんはキャンプは好きだけど、虫が大の苦手。
だから、虫達がいなくなってきたかな?が、シーズンインの合図。
野球界では、関西ダービーの日本シリーズが今週末にも迫りシーズンもいよいよ終盤。
(阪神とオリックスの日本シリーズが来る日がくるとは、感慨深いな)
なんて思いながら、ナカスギ家のキャンプはシーズンに入ったのであった。
今回のキャンプ地は豊岡
今回のキャンプ地は豊岡市但東町。
昔から良くして頂いている先輩の故郷である。
そんな先輩がキャンプできる土地あるからまた遊びにおいでよ!
とお誘い頂き、仲良しご夫婦とワンちゃん計5人(正式には4人+1匹)でキャンプへ。
天気予報では、初日の午前中には雨もあがるはず。
であったが、実際には初日は夜中まで雨は降り続け、テント(muracoのZIZ)の中で籠って過ごすことにした。
雨のキャンプって憂鬱になりがちだが、個人的には2日目が晴れてくれるなら、全然良い。
晴れてくれるに越したことはないけど。。。
雨のキャンプだからこそテントに雨が落ちる音とか晴れの日のキャンプとは違った良さもある。
ルーちゃん(シュナウザー)にとっては雨は退屈だよね
何で薪を割る?
今回お邪魔させて頂いた先輩家には、サウナも常設されていて、キャンプ中にサウナも楽しませて頂くことに。
キャンプとサウナは嬉し過ぎる組み合わせではないだろうか。
薪ストーブに自分で薪をくべる
僕達だけなので行儀悪く寝転ばして頂いております。
薪ストーブでのサウナを楽しむにもこれからの季節焚火を楽しむにも焚火を楽しむにも必要なのが、
「薪を割ること」
必ずや必要かといえば、薪の種類や大きさによってはガスバーナー等を用いて着火する事も可能だ。
ただせっかくのキャンプだからこそ、普段の生活では使わない道具で、
薪を割るという工程もキャンプの楽しみの1つではないだろうか?
では、どんな道具で薪を割る?という選択肢が出る。
斧?ナイフ?それとも他の道具??
まず一番に思い当たるのが薪割とイメージして出てくるのは斧では無いだろうか。
STAFF籔内使用のBallistics製の斧/DRILLED HAND AXE 斧刃 CORE 斧
現行モデルはこちらから/BALLISTICS DRILLED HAND AXE II ウォルナット
Ballistics DRILLED HAND AXE DRILLEDII HAND AXE2 ヒッコリー
斧の魅力はというと、やはり薪の割り易さ。一言でいえばパワー。
斧のサイズも小さいモノから大きいモノまで幅広いが
キャンプシーンでの使用だと30cm~40cmの片手でも両手でも扱えるサイズ感の斧がオススメ。
斧の刃は重さがあるのに加え、厚みがあるので薪を左右に広げる力が加わることでより薪割りがしやすくなる。
斧が個人的には一番薪割感を感じる
デメリットはというと、フェザースティックを作ったりなど、細かい作業には向いていないという点だろう。
また、30~40cmの斧となると収納サイズも決して小さく無いところも選択するうえで考慮したい。
ナイフという選択肢
MORAKNIV GARBERG BLACK CARBON MULTI MOUNT
斧のデメリットをカバーしてくれる道具でいうとナイフという選択肢はgood。
まず圧倒的にコンパクト。
焚き火道具をミニマムな装備にしたいなら、ナイフという選択肢。
バトニング(ナイフで薪を割ること)は玄人感が出る。からタキビをする前から余韻に浸れる。
僕はGARAGEメンバーから30歳の誕生日に頂いた、
ヘレナイフのディディガルガル 14C28Nでフェザーステックを無心で作る時間がとても好きである。
フェザーステック等、細かい作業でも扱いやすい点もナイフの特徴だ
バトニングをする際のナイフ選びはフルタング(刃先からハンドル部分まで繋がっている一体型)のナイフを選ぶのもポイント。
刃全体がハンドルの末端まで通じているから安定感と強度が高く、
頑丈なためバトニングのようなハードに打ち込む作業に最適なナイフな作りになっている。
薪割用途であれば刃厚3.0mm以上刃長が100mm以上を目安にチョイス。
フルタングナイフなら広葉樹にも負けない
刃の材質もナイフを選ぶうえでは、重要ポイントだ。
「錆びにくくて、メンテナンスがしやすいステンレス」
ステンレスのブレードは錆びにくく、耐久性が高いので刃こぼれが少ないのが特徴
僕みたいにずぼらな性格なキャンパーさんはステンレススチール鋼一択だ。
「切れ味重視な、カーボン」
ステンレスよりも硬度が高く、切れ味が良いのがカーボン
研ぎ易いという特徴もあり、定期的に砥石で研げば安定鋭い切れ味を保つことが可能だ。
ただ注意点は錆びやすいので、使用後に刃物油を塗る等、手入れが必要。
メンテナンス時間まで楽しんで、切れ味を求めるならカーボン製を。
もっと簡単に薪を割る
薪もナイフも魅力的だけど、もっと簡単に薪を割りたい。
女性でも、お子さんでも簡単に薪を割りたい。
そんな選択には優しい薪割機(キンドリングクラッカー通称「キンクラ」)をおすすめしたい。
通常手間のかかる薪割だがキンクラとハンマーを使えばいとも簡単に薪割が可能になる。
キンクラに薪をセットして上からハンマーで叩くだけ。
刃物に触れることも無く、薪割ができるから、女性でも子供でも安全に薪が割れる優れモノ。
斧からナイフからキンクラと様々な薪割道具がある。
これからより火が楽しい季節
自分にあった道具で焚き付け作りから楽しむのはいかがでしょうか?
キンクラで薪を割り、薪ストーブに火をつけサウナを楽しむ。
雨のキャンプの中での至福な時間だった。
豊岡市という地域にくわえ、雨が降ったこともあり、夜は10℃を下回る。
この気温でする焚火が良くて、寒い時期のキャンプにのめり込んだんだよな。
でも今日は雨の為、焚火はお預け、明日の朝天気が回復していたら焚火をしたいなと想いながら、眠りについた。
翌朝
2日目は晴天
翌日は前日の雨模様とうって変わって晴天であった。
晴れたということは焚火がデキると、朝から昨日キンクラで作った焚き付けで早速焚火をはじめる。
秋の肌寒い朝の焚火を心待ちにしていた。(昨晩からしたかった)
焚き付けに火を付ける際、毎回使うのがこの着火剤
今さら説明不要な最もポピュラーな着火剤と言っても良いかもしれないが、
簡単にご説明
マッチ式の着火剤でライター等不要で着火が可能。
燃焼時間も8分~12分と長くいう事無し。
1箱20本入りで1度買えば月に1度程度キャンプに行ったとしても悠々一年は持つ
そんな良いことづくしの着火材であるファイヤーライターズなのだが、
使っていて気になっていたところが2つ程あった。
・1本のみ使いたい際に1本に折れないところ。
・長期間使っていると気がつけば箱が潰れてしまっている
この2つを解決してくれるケースが登場していたのでご紹介。
シンプルなデザインが良い
ケースに入れたまま着火材を取り出せるのも良い
スティックにある切れ込み溝をケースに差し込んで
折れば、1本にカットが可能できるのも良い
そのまま着火できるのも良い
着火したフォルムも可愛くて良い
お気に入りの道具で無心で焚き付けを作り、
ファイヤーライターズで気持ちを込めて、チャッカ。
これが焚火のルーティーン。
最後に
キャンプ中一番非現実を感じる焚火や薪ストーブ。
そんな焚火をより楽しむ為に焚火前の時間をより楽しんでみるのはいかがでしょうか。
今回は今から始まる焚火ベストシーズンに向けたアイテム紹介でした。
それでは皆さん良き焚火LIFEを。
「ではまたです。」
GARAGE CAMP STORE ナカスギ
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