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2023/02/06
キャンプ「GraphiteBlue」って知ってる?
GraphiteBlueって知ってる?
こんばんは。GARAGE CAMP STOREのナカスギです。
1月の終盤にはココ兵庫県にも大寒波が来て、
道路が凍結したり、積雪したりといつもとは違ってより冬を感じれたけど、
キャンパーの皆さんはいかがお過ごしだっただろうか。
ここぞとばかりに雪中キャンプを楽しんだキャンパーさんも多いのではないだろうか。
そんな寒い時期に是非紹介したいブランドがある。
シェルターでありながら、ダブルウォール構造と今までに無かったシェルターで
キャンプ業界で話題を集めているブランド
"「GraphiteBlue」"
GraphiteBlueの GB Thermo Shelter
・GB Thermo Shelter ¥238,700(税込)
GraphiteBlueは今年立ち上がった新しいブランドだ。
今回は開発者下嶋さんにナカスギが思う「あれやこれや」を聞いてきた。
アフロ頭が印象的な下嶋一洋さん
自らテントブランドを立ち上げたきっかけってなんですか?
前職もアウトドアに携わる仕事をしていたんですが、
その頃からダブルウォールシェルターというアイデアが僕の中にはあって、
このプロダクト(Thermo Shelter)を世の中に出すことで、
キャンプでは一番ハードルの高い冬のキャンプのハードルを下げれると思っていて
そうなることでハッピーになるキャンパーさんが沢山いるんじゃないかと。
であれば、自分で創るしかないということで、
バイタリティーを爆発させブランドを立ち上げました。
それが今ようやくこうして形になった。そんな感じです。
-ナカスギ心の声-
なるほど。 キャンプや釣りがライフワークの下嶋さんにとって、
冬のキャンプを楽しむ為の道具がテントであって、
その道具を通して冬のキャンプを手軽に楽しめる人を増やしたいという想いが、
ブラントを立ち上げる原動力になっているんだな。
ブランド名(GraphiteBlue)の由来は?
これね恥ずかしんですけど、聞かれたので喋りますね。
まず、GraphiteBlueって色の名前なんですよ。
僕たちが住んでいる地球という存在を青にみたてたんですね。
そしてもうひとつ、僕たち人間が過ごしているデジタル化されている空間を
色にみたてると白・黒だと思ったんですね。
その白と黒を混ぜあわせたら、
人間の今いるデジタル空間ってグレーだと思ったんですよ。
そのグレーっていう僕たちが過ごしているデジタル空間の色と地球の青を混ぜることで、
僕たちが本来あるべき地球と人間社会を繋ぎとめるお手伝いをGraphiteBlueの
製品を通じてできるんじゃないかと思って、
そのGraphiteBlueというカラーをブランド名として展開することにしました。
地球と人間社会を繋ぎとめるとは?
一番簡単にいうと、アウトドアを楽しむという事だと思うんです。
そういう意味ではキャンピングって最も手軽だし、
釣りや登山とか地球と遊べるモノって沢山あると思うですけど、
キャンプが一番ハードルが低いなと思っていてそこからアウトドアを楽む人が増えるといいなって。
夏のキャンプって、SUPとかカヤックとか何かのアクティビティと絡む事も多くて
案外キャンプをしてる時間って少なかったりすると思うんですね。
キャンプをしてる時間や非日常感を一番感じる事ができるのは、
冬のキャンプだと思っていて、でも冬のキャンプって一番キャンプの中ではハードルが
高くてそのハードルを変えれるのが、我々ができることかなと想って。
ちょっと恥ずかしいですけど。
-ナカスギ心の声-
下嶋さんのお話をお伺いしていて一番感じるのは、
やっぱりキャンプが好きで、アウトドアが好きで、
キャンプ場に好きなテントを建てることが目的のキャンプでは無く、
冬のキャンプを楽しむ為の手段として道具を創りたい
そんな気持ちがひしひしと伝わる。
Thermo Shelterを創るにあたり一番の拘りは?
断熱です。まず機能を一番に集中してモノづくりをしました。
冬のキャンプを楽しむという目的を果たす為の手段としての断熱。
道具にはその道具を使って果たしたい目的があるはずで、
今までのシェルターがもつ手段は、
"雨を凌ぐ"
"風を防ぐ"
そこに寒さを改善する"断熱"という手段が必要なんじゃないかと感じて、 地球上のどこにでも存在して最もコンパクトになる空気を断熱材として、 シェルターを創りました。
その結果必要最低限の暖房器具で真冬のキャンプが快適になるんです。
そしてシングルウォールシェルターで悩みの種になる結露も
ダブルウォールにすることで軽減できます。
もちろんストーブを消した後も、温度が低くなりにくいです。
ダブルウォール構造にすることで、外の寒さは伝わりにくいですし、中の暖かい空気は逃げにくいので。
動きづらい上着を脱いで、結露を気にすることなく、
冬のキャンプを楽しんでもらえるシェルターに仕上がったと思います。
冬のキャンプって思ってるより、手軽だよ!
っていうことを提供できて、
このシェルターを通して冬のキャンプスタイルを変えることができるとそう思っています。
-ナカスギ心の声-
Thermo Shelterのテスト時には、
外気温2℃時にスノーピークのタクード(2.15kw)のストーブで
幕内が25℃まで上がるとおっしゃられていた。
だとするとPASECOやアルパカといった(3.0kw)出力のストーブ
であれば尚更暖かいし、
芯を絞って使用することで、燃費の向上も図れそう。
ついつい冬のキャンプを快適にしたいと考えると、
暖房器具のスペックを上げようとするけれど、
シェルターをより断熱性の高いモノを選択するというのは
自分自身も完全に盲点だった。
Thermo Shelterのデザインはどう生まれた?そして苦戦したことは?
灯油ストーブを入れる前提でのシェルターだからより
風に強くしないといけなかったんですね。
でも一定の方向から風に強くても意味が無いじゃないですか?
だから全ての方向から風に強いシェルターを創るその為に、
全方向に計12点の交点を設けることを考えた結果、
今のThermo Shelterのデザインになりました。
全方向に交点を設け、風にも強く。
だからカッコイイテントを創ろうという気持ちでは創ってなくて、 結果、格好良くなれば良いなってくらいです。
苦戦したことは正直に言うと、
新しいモノ作りをしてて一番苦労したのは、
誰かにしゃべりそうになっちゃうことかな。(笑)
-ナカスギ心の声-
あくまでの機能を第一に優先したモノ創りの拘りを感じた。
ダブルウォールが代名詞だが、内側のウォールは取り外し可能な為、
シングルウォールとしての使用もできる。 下嶋さんの人柄がとても出ていて、
本当に困ったコトは話さず
苦戦したコトは、茶目っ気のある回答をしてくれた。
でも今こうして我慢していたことを話ししている
下嶋さんはとても楽しそうだ。
GRAPHITE BLUEをどういうブランドに育てていきたいか
人生の中においてキャンプをしている時間が楽しくて人生送ってるんだ
っていう人に選んでもらえるブランドでいたい。
遊びの本質である人の人生感を豊かにする為にモノを創っていると本気で思っているから
それに気が付いてもらえる方に選んで頂けると嬉しいですし、
その方達の為にも人生感を豊にできる道具を展開していきます。
遊びを目的としたより手段化された道具創りに重きを置いて今後もやっていくつもりでございます。
あとは前職の経験もあるんですけど、
キャンプとかアウトドアとか外で遊ぶことで皆さんのライフワークにすることによって
皆さんの人生価値が変わったり、その方の人生が幸福になってる姿を目の当たりにしてきたので、 なんか人生送ってて、俺これやってる時間好きだなとか楽しいなって我々の影響で思って頂けることを増やすことが、
僕らができることだと思っているので、そういう方が一人でも増えれば良いなと結構思ってます。
-ナカスギ心の声-
最後めっちゃ真面目に話してしまったたと大笑いしている
下嶋さんがとても印象的だった。
やっぱり好きなコトを仕事にしている人の話はオモシロい。
GRAPHITE BLUE POP UP開催
POPUP開催決定です。
ここまで下嶋さんからお話をたっぷりとお伺いさせて頂いたのだが、
そのGRAPHITE BLUEの"Thermo Shelter"を体感して頂けるご準備が整いました。
POPUP期間:2023年2月10日(金)~2月12日(日)
イベント期間中は開発者の下嶋さんも3日間在中して頂いております。
是非下嶋さんから、キャンパーさんそれぞれの「あれやこれや」を是非聞いてみて下さい。
そしてイベント当日は同サイズのシングルウォールシェルターに同スペックのストーブを入れて
"Thermo Shelter"の暖かさ比較を行いますので、
是非肌で体感して下さい。
ここまでインタビューさせて頂いて、blogを書いてきておいてなんなんですが、
「百聞は一見に如かず」ということで、
是非NEWシェルターをこの機会に。
今回のblogでテントの性能や断熱力に大きく触れなかったのは、 このイベントで是非体感して下さい!ということです。
では、今週末沢山のキャンパーさんにお会いできるのを楽しみにしております。
「ではまたです。」
GARAGE CAMP STORE ナカスギ
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