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2023/01/18
サップ・パックラフトPACKRAFT×CAMP in 吉野川!!
こんにちは!
GARAGE STAFFのタクです◎
2023年最初のBLOGはPACKRAFT!!
ウォーターアクティビティとは言え
この1月と言う寒い季節でもなんのその!
1年間通して楽しめるそれがパックラフトです◎
そんなPACKRAFTで川を下りに今回向かったのは
高知県と徳島県を流れる吉野川。
高知県を流れる四万十川と並んで四国を代表する川、" 吉野川 "
本来の予定ではいよいよ宿泊して本格的にPACKRAFT×CAMP
と行きたいところでしたが、今回はもう一つやってみたかったことがあったので
キャンプはまた次回。
今回のパックラフトのテーマは" 自転車 "
以前からインスタグラムとかでパックラフトを楽しんでいる
いろんなアウトドアマンの投稿を拝見しているとたびたび見られる
" PACKRAFT×自転車 "
これやってみたかったんですよ!
最近、僕のアウトドアライフでは愛車のジムニーJA11で楽しんでいたわけですが
それ以前では自転車でGARAGEにも通っていました。
そんな僕の愛車を今回のパックラフトと掛け合わせてみましょう!
まずは自転車をパックラフトと組み合わせて何がいいのか。
以前にもこうやってパックラフトを皆さんにご紹介していく中でよく頂いていた質問。
" 川を下った後はどうやって戻るんですか? "
コレです◎
まぁ川を下った後に流れに逆らって何キロも上り直すわけにもいかないんで
通常なら上流のスタートと下流のゴールに1台ずつ車を用意して
下った後はゴール地点の車に乗って上流に戻る。
といった流れになるんですが、いかんせん僕たちには問題が。
毎度登場している" HEIMAT BERG STAFF橎田 "
彼は車が無いんです!
持っている移動手段は水に浮くカヤック、カヌー
後は雪山をガシガシ攻め入る自慢の脚力。
それだけ。
かなり攻めたスタイルでしょ?
ウチの橎田 笑
と言うこともあって以前は公共交通機関で上流に戻っていたんですが
今回は僕の愛車、持っていくんで◎
ではなぜ!
今までそれをしてこなかったかと言うと...
輪行と言われる自転車の解体して持ち運んで現地で組み立てるという
サイクリストであればだれもが知っているであろう避けては通れない技術。
これを僕が避けまくっていたんですね 笑
ちょっと難しそうという素人丸出しの思想によって 笑
じゃあなんでそれが可能になったかと言うと
何度も登場する橎田。
彼は自転車整備の資格を持っているらしい 笑
自転車持ってないのに 笑
しかもそれをパックラフト3回目にしてカミングアウト 笑
もうちょっと早く言ってほしかったが
教えていただけるならありがたい◎
そんな件があったので今回は
" PACKRAFT×BIKE "
そしてそれならもう1つ違ったテーマ
" 乗り込むパックラフトも変えてみよう◎ "
以前までは積載をガッツリ積み込めるようにと
2人乗り用の
コンパクトタンデムモデル
Adventure X2
これにキャンプ道具を載せて◎
だったんですが今回、僕が自転車を載せて
リバーツーリングを行うのは
Nomad S1 D
全長は前者の2人乗り用モデルと比べても
さほど変わらないですが幅が少しスリム。
なのでナイフのような細長い形状のNomad S1 Dは
波を切っていく様に推進力があってスピードが出せるのが特徴◎
あとスプレーデッキと呼ばれるカバーが搭載されています。
コンパクトタンデムモデルには無かった水が入ってこなさそうな
船の上面に設けてあるカバー。
これが付くと水が入ってこないのはもちろん。
船と体が一体になるので操作性が上がります!
これにも乗ってみたかったんですよ!
スプレーデッキを装着するとどれくらい変わるものなのか!
これも楽しみなんです◎
それではいよいよ出廷!
の前に自転車をパックラフトに載せましょう。
事前に前輪と後輪、フレームの3つに分けて
ベルトで固定します。
このベルトは
EXPED
Acc.Strap 120cm
¥1,650-
この120cmのベルト2本でそれぞれぐるっと1周。
シンプルですがこれでだけで固定できました◎
想像していたよりもかなり簡単に固定する事ができました!
後ろにはこれまたEXPEDのドライバック兼ザックTorrent 45に
諸々、必要なものだけ積み込んで。
今回の装備はこんな感じ
吉野川ツーリングを行なっていきます◎
という事で前振りが長くなってしまいましたがいよいよ。
いざ出艇!!
乗ってみて最初に思ったのが
"バランスが難しい"
スプレーデッキを装着すると船と体が一体になって操作性を格段に上げる。
なのでさぞ乗りやすくなるのかと思いきや。
上半身の動きや座る位置の違いなんかでも簡単に船が揺れる。
小さな力の伝わりが思いのほか大きなアクションに変わる。
慣れればより楽しめそうですが最初はなかなか...
さらに自転車まで積んでいるので余計に緊張感が漂う。
遂に初めての転覆を経験するのでは 笑
吉野川は今までの川に比べて川幅が広く水流も多い。
最初は本当ドキドキでした◎
ですが10分ほどしっかりと漕いでいくとそれにも慣れてきました。
それよりもどんどん吉野川の魅力に取り憑かれていきます。
まずはなんと言っても水が綺麗。
この日は深いところで3mほどの深さになる場所もありましたが、
最初から最後まで川底が覗けるほどに透明。
そして、これまで経験してきた2本の川とは川幅も水量も全く違う。
ゆったりとした流れながらも、グッと背中を押されるような感覚で
自然とパックラフトを前に前にと押し進めてくれます。
更に今回の船はNomad S 1Dなので
推進力とスピード感がまるで違う◎
楽にグングン下っていけます◎
ロケーションも違うし川の規模が大きくなったことも相まって
この日の僕にとっては日本の川ではなく
もはや憧れのカナダ、ユーコン川を下っている気分! 笑
いつかは本物のユーコン川も下ってみたいです。
そんな大自然に思いを馳せていると次にやってきたのは
四国らしい情景。
沈下橋。
高知県の四万十川で有名な沈下橋ですが
こんなところにも。
これも風情があって吉野川の魅力として僕の心に残った1つ。
こんな風情ある景色も堪能しながら下っていくんです。
おもしろそうでしょ?
時間も忘れてガンガン下っていたのですが
お昼時が近づいてきていたので休憩。
普段ならここでサクッと食べられるインスタントラーメンとかを堪能したりするんですが
今回はまた違った形。
船を停泊させて陸に上がると
脇町うだつの街並みと言う江戸時代に水運で栄えた街並みを楽しめる
エリアにやってきました。
こんな趣のあるうだつの町中にある一軒のおしゃれなお店でこの日はランチ。
まさかアウトドアを楽しみに言ってるのにオシャレランチスポットを紹介してもらえるとは! 笑
しかもそこでいただいたバターチキンカレー。
絶品です。
メチャクチャ美味しい!
こんな楽しみ方もありなん!?
やればやるほどパックラフトのカジュアルさも見えてきて
楽しみ方の幅がどんどん広がる◎
腹ごしらえも終えてダウンリバー再開。
相変わらずの雄大な自然が僕たちを包み込んでくれて川下の方へ
どんどんと誘ってくれます。
川下の方へ下って行っても水の透明度は変わらない。
それどころか別方面から支流が合流するポイントでは
更に綺麗な水が流れ込んでくるので透明度が上がる。
川を下っていくと景色が変わるだけではなくこんな自然の変化も
感じ取れるのでまったく飽きがこない。
これが面白いんですよ!
急に川の真ん中にドデカい岩の大地が現れたりもするし。
こんなん上陸するしかないでしょ!!
次来たときは、この上でバーナー広げてご飯食べたり、焚き火とかもしたくなるやん!
また次の楽しみが出来てしまった。
そんな壮大な吉野川。
ブログでは魅力を語りきれないので
またGARAGEに聴きにきてください◎
今回の川下りダイジェストでお伝えするとこんな感じ◎
楽しすぎて、以前の2本の川と比べると倍以上の距離を下ってしまいました 笑
そして最後は自転車でジムニーまで戻っていきます。
ウチの整備士がしっかりと組み上げてくれたので
ここからはサイクリング◎
今から自転車かーと少し疲労感を想像しなかったわけではないですが
コッチもいざ漕ぎ始めるとやっぱり楽しい。
初めて訪れた場所を自分の自転車で漕いでいく。
これがなんとも新鮮な気持ち。
横には常に下ってきた吉野川が流れているので
川から眺めていた景色を陸かな眺めながら戻っていく。
今日の思い出を振り返りながらまるで時間を遡っているかのようで。
あっという間にジムニーが見えてきて本日の冒険は終了◎
最後の自転車含め、モチロン疲れはしましたがそれ以上に新しい経験ができた。
そんな思いでいっぱいの1日でした◎
そしてそれ以上にNomad S 1Dが欲しくなった1日 笑
パックラフトも船ごとに個性があるから
何パターンも欲しくなっちゃう 笑
キャンプでいろんなテントが欲しくなるのと一緒ですね◎
以上が2023年最初のパックラフト紀行でした!
いかがでしたでしょうか?
2023年もキャンプを中心にいろんなことにチャレンジしていきますよ!
タクのアウトドアライフ次回も乞うご期待です◎
それではまた!!
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