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2023/01/20

キャンプ

雪中キャンプ in 白川郷 Part1 装備編

こんにちは!!

GARAGEスタッフのBOMです!


みなさん明けましておめでとうございます!!

今年も色んなブログで美味しいご飯や楽しいキャンプの様子をご紹介していくのでぜひお楽しみに!!



記念すべき2023年最初のブログは、タイトルにもある通り


私BOM行ってまいりました!!!




2泊3日雪中キャンプ in "白川郷"


そうですあの、世界遺産の白川郷!!


岐阜県の北部、石川県と富山県との県境にある白川村の中にあるキャンプ場!!


それがこちら、






この白川村、標高は約500mという山間部にありまして


当然のごとく、寒い!!!

そしてやはり、豪雪地帯なのです。


実際、去年ハルカさんがお客さんと雪中キャンプに行った時も積雪は2メートルほど!!




でもこの雪の中だからこそ楽しめること、そしてこの過酷な環境だからこそ活かせるギアがある!!!



そんなこと聞いたら、うずうずしちゃう!!


今年もハルカさんを筆頭に、12名のお客さんと雪中行ってきました◎◎◎ 


今回はお伝えしたい内容がたくさんあるので、2回に分けてご紹介します!


まず第1弾は、雪中に必要な装備編!!


みんな大好き雪遊び

雪中キャンプならさらにその可能性は広がるわけで、言葉で表せないぐらい楽しいんですが、


やはりそこは自然の中での遊び



そもそも雪が降るほど寒いっていうことは、危険もたくさん



なので、今回は雪中をしっかり安全に楽しんでもらうための装備をご紹介します!!!


雪中にチャレンジしてみたいキャンパーさん、今シーズンは残りわずかになりましたが


来シーズンに向けて、是非是非今からでも、準備始めちゃいましょう!!


早すぎるってことはないんです◎

だって、今回ご一緒したみなさんは約1年前からいろんな準備をしてくれてたんですから◎◎◎



それでは、行きますよー!!!




まず、服装!!

え、いきなりキャンプギアじゃないものから行くの??
そんなふうに思ったキャンパーさんも多いかも


でもね、ここで声を大にして言いたい!

服だってキャンプギア!

特に冬キャンプ、ましてや雪中キャンプとなると服の防寒対策は超重要!!!


それなら、分厚いダウンジャケットを着ればそれでOKか???

確かにあったかく過ごせます!

でも、あくまでキャンプなのでずっと動き回る!!


分厚いジャケットだと身動きがなかなか取りにくい△

もちろん、暖かいアウターは必須です!


でも、幕内の気温やその日の天候に柔軟に対応できるよう、インナーやトップスも重要!

そして、当然ながら上半身だけでなく下半身も!!!


雪は地面にあるわけですから、冷えは足元からくる!!


靴下やズボン、中に履くタイツまで万全にしちゃいましょう◎◎◎



そんな時にオススメのアイテムというかブランドが、



特殊な裏起毛構造を持たせることで、保温性が高いウェアは、まさにうってつけ!!


そこまで分厚くなくて身動きも取りやすいのに、暖かい◎


僕は去年発売したガレージ別注のコラボスウェットを着て参戦しました!!




腕まくりできるぐらいあったかいんです笑


他にもいろんなラインナップがあって、参加者さん達みんな着てた 笑


だって、あったかくて楽なんだもん◎◎◎


そして、yetinaの上に防水性のあるアウターやズボンを履ければもっと最高です!!


体温は、足首手首そして首


首とつく部位をしっかり暖めることでキープできるので、靴下や、手首につけるリストゲイター、ネックゲイターなんかも見落とさずに行きましょう◎






そして次に、スコップ!!!


またまたキャンプギアっぽくないもの紹介してるやんって思ったでしょ??


いや、ここでも声を大にして言いたい


スコップだってキャンプギア!



積雪しているところにテントを張る雪中キャンプでは、雪かきは絶対に必要不可欠!!!




なので、そのためのスコップももちろん要る◎


家にあるスコップを持って行って使うのももちろん良いんですが、そこはやはりキャンプギア


アウトドアメーカーから良いスコップが出てるんです◎


たくさん雪かきをするんで、軽量性や耐久性はとても大事◎

一度溶けてからまた凍った雪を掻いたりもするわけなので、生半可なものだと壊れてしまって使い物にならないなんてこともあります△


そこでオススメは、

MSRのモノ!!


軽量な上に、先端にある凹凸のおかげで雪を掻きやすく、柄は長さ調節可能でさらにヘッドは取り外し可能◎

使いやすいだけでなく、キャンプ場までの持ち運びも簡単にしてくれるんです!!

まさに願ったり叶ったり◎








そして、次は!!

上でも書きましたが、やはり一面の雪景色の中で、冷えは足元からくる!


スノーブーツや防水のブーツなど、水が染みない性能は超重要だし、防寒性も備えていたらなおよし◎◎◎


僕は今回防水・防寒モデルのサイドゴアブーツを履いて、その中にYetinaのGarage別注ソックスを履いて行きました!!!


実際、この組み合わせなら極寒の白川郷で雪の上を歩いても寒くない◎◎◎



しかしながら、落とし穴が…



靴があったかいし防水だからと油断して、どんどん雪かきを進めていたら


雪がブーツの中に入って濡れて冷えちゃう△


靴下はたくさん持って行ってても、靴を履くとすぐに濡れてしまう....


だから、靴は2足以上持って行って、1足が濡れたら靴下ごと履き替えてその間にストーブの近くなんかで乾かしておく


乾かすときに中に入れる新聞紙とか何かしらがあってもいいかもですね◎

濡れる可能性が高いのは、最初の設営や雪が降り続いていたら都度行う雪かきの時なので、

乾かすのに使った新聞紙は焚き火に突っ込んで燃やしちゃいましょう◎◎◎



そして次、ついに来ました テント!!



皆さん一番気になるところではないでしょうか?

自分が持っているテントで雪中に行けるのか?

雪中に向けて新しく買うとしてもどんなテントが良いのか???



まず、雪中キャンプならではのこととして、


① 地面が雪だからペグが抜けやすい

もちろん、雪中キャンプに限らず適切な長さのペグを適切に設置できていなければ、抜けてしまうことはあります。

でも、雪ならなおさら!

強風が吹いたときにペグが抜けてテントが倒れてしまったり、飛ばされてしまったりなんていう悲しいことも起きかねない△

なので、テントには

自立性が高いもしくは、非自立式であっても風を受け流しやすい構造を持ったものや、そもそも風をあまり受けないように背の低いタイプのもの、

ペグやガイロープで固定できる箇所が多く、風に対する強度が高いものが良いです◎


② 雪がテントの上に積もってテントが耐え切れず潰れてしまう

これも大惨事✕✕✕

やはり、天井部分が地面と平行に近ければ近いほど雪が溜まってしまいやすい

これに対する対策は、天井の角度が重要!!

完全に平坦な天井があるタイプはどうしても危険になってしまう!


生地による雪の滑り落ちやすさにもよりますが、今回僕たちが行った白川郷の合掌造りのお家の様に





屋根の傾斜が強いほど雪が落ちていきやすくなります◎


これらを踏まえて、今回僕たちが使っていたテントの一部をご紹介!!


まず、雪中といえばまず思い浮かべるテント


From SWEDENのワンポールテントの王様 "Tentipi"





その中でも最高スペックを持つ

Safirシリーズのサイズ9!

しかもコットン/ナイロン生地のCPとポリエステル/ナイロン生地のLightの2つどちらもあったので、隣同士で並べてテンティピ村を作っていました◎


このテンティピの9は、当然ワンポールだから自立性はないし、背の高さも2.7mと高いんですが、幕体は8枚のパネルで構成される8角錐!!


通常のワンポールテントと比べてパネルの数が多く、円錐に近い形になるから、風を受け流しやすい!!


そして、その分ペグでの固定箇所も多いので強度は高いです!!!


やはり、北欧の地で原住民が住居にしていたテントをモチーフに作っているだけあり、雪中にも最高な幕ですね◎


そしてお次は、こちらもFrom SWEDENなテント




"Hillebergのケロン4gt" です◎

これも、ワンポールではないけど自立はしないテント


ただ、背が低く、風を受け流しやすい湾曲した構造を持っているし、固定箇所もサイズの割には多くある。

そして、シルナイロンのつるつるとした生地で雪も滑り落ちやすい◎



やっぱり、北欧のテントはそもそもが雪中に向いた性能を持ち合わせてますね◎


そして、お次は


去年発売された新しいテント


"MOBIGARDENのCOMMANDER "





これは高さ185cmのサイズで、ソロでゆったりと使っていました◎◎◎


ドームテントなので自立性が高いのは言うまでもなく、このテントはルーフを付けて使うことができるから、雪が降ってもテンションのかかったルーフが雪を滑らせる◎

あと、黒のカラーリングも雪の中で映えて良いんですよね~◎



そして、黒といえば


僕の今回の寝床は









どうです?
カッコイイでしょ?

完全に自立するわけではないけど、メイン部分はクロスポールで高強度になっている◎

背が特に低いので、積雪時に上にたまるだけじゃなくて横に積もって埋もれてしまう危険性もありますが、予報を見て雪が降りそうな場合は1,2時間ごとに起きてテントの状態をチェック、必要であれば雪かきを行ってあげるんです◎


残念ながら、今回は雪が降らなかったのでその必要はありませんでしたが△



そして、背の低いテントはもうひとつ!!



ハルカさんが寝室に使っていた




はい、かっこいい◎◎◎

これも、ワンポールのテント!


でも、2.7mと高さのあるテンティピに対して、これは1.62mと背も低いから風を受けにくいから雪中でもしっかりと使えます◎


なんなら、MSRの代理店であるモチヅキさんのホームページにも、雪の中に映えるフロントレンジの写真がたくさんある◎◎◎

めちゃくちゃカッコいいんでこれも絶対チェックしてみてください◎

インナーを使えば2人がかなりゆったり寝れるサイズ感だし、シンプルなソロ用の寝床にしてさらにゆったりするのも良い◎



他にもいろいろありましたが、今回のテント紹介はこの辺で◎







もちろん、今回ご紹介したテント以外にも雪中にオススメだよっていうものは沢山あります!!!


その辺は、ぜひ店頭でご相談ください◎



そして、次にご紹介しておきたいギアが "ペグ"


スノーペグは、基本U字型をしたペグで、通常よりも幅が広いのが特徴!!!!


なぜ幅が広いかというと


ペグが効きにくい雪の中でもしっかりと固定できるためなんです!!!


圧雪した雪に対して、通常のペグと同様に打ち込んだり



ロープを引っ掛けて横に寝かせた状態で雪の中に埋め込んだり



ちょっと変わった使い方もできるんです◎


普段なら無類の強度を誇る鍛造鉄ペグも、細いから雪に噛みこまず、するりと抜けてしまうなんてこともあるぐらいなので、これも絶対準備しておいてください◎




そして、最後にご紹介しておきたいのが "寝具"


キャンプで一番重要なことって、美味しいご飯を食べることでも、美味しいお酒を飲むことでも、焚き火をして楽しむことでもなく


しっかり寝ること

だと思うんです◎

だって、眠れなかったら最終的にしんどくって、キャンプの思い出も少しネガティブになってしまう△


寒い寒い雪中キャンプで、寒さが原因で寝れないなんてことにならないためにも、寝具の準備は万全に!!

今回、僕が寝床にしたNORMにセットした寝具たちは






下から、








スイッチバックを一番下にして銀色の面を上にすることで、自分の体から発した熱を反射して自分に返してくれる◎

底冷え対策には必須アイテムです◎


実は、インナーテントの下にも同様の目的で




銀面のシートを敷いています◎

これで、雪の上でも意外とフロアが冷たくなく、快適に過ごせるんです◎◎


そして、厚みのあるインフレータブルマットをスイッチバックの上に置くことでより寝心地を良くしています。


もちろん枕も欠かさずに◎


そしてなんと言っても寝袋!!


LEVEL8は、ナンガのあらゆる技術を駆使して作られた、最強に温かい寝袋!!!


ダウン量は1000gで他にもある充填量なんですが、ナンガの通常のシリーズにはない機能をいくつも持たせてある◎



実際、僕はこのレベル8をゲットしてから、寝心地が良すぎて寝るのが楽しすぎて、早寝遅起きになってしまいました△


最高過ぎて家でも使っちゃうぐらい◎


この寝具セットで冬の北海道キャンプとかも行ってみたいなぁなんて思っているところです◎



もちろん、レベル8ほどのスペックじゃなくても雪中キャンプには行けると思います◎


実際、今回ナンガの900を使っていたキャンパーさんもいました◎


寒さに関しては感じ方は人それぞれなので、雪中に行く前に、色んな気温のキャンプ場でキャンプをしてみて、実際に自分が雪中キャンプするためにはどの程度のスペックが必要なのかを探ってみるのが良いと思います◎



まぁ、僕はほかのナンガのマミー型寝袋では狭かったのでレベル8以外の選択肢がなくなったんですけどね....

とはいえ、買ってみて大満足しているのでむしろ良かったなと思ってます 笑








いかがでしたでしょうか?


あんまり具体例は挙げずに紹介させてもらってたんですが


雪中キャンプはもちろん危険も伴う遊び


とはいえ最高に楽しいから、みんなにも行ってほしい!!


だから具体的なことは是非店頭で聞いてほしいなって言うことで、このような形で紹介させてもらいました◎


なので、今年も残り少しとなった雪シーズン


そして来年の雪シーズンに向けてみんなで準備して、雪中キャンプ楽しんじゃいましょう◎◎◎



そしたら、また次回のブログで!!!



次回は、雪中キャンプの楽しいところをたーーーくさんご紹介させてもらいます◎




GARAGE BOM

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