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2022/02/09
キャンプHK500を分解!!
こんにちは!
GARAGE STAFFのタクです!
先日STAFF YABUも手に入れたHK500!!
これでSTAFFが全員HK500を愛用しているショップになりました◎
Petromax
HK500
¥44,000-
先日、ペトロマックスの正規代理店"スター商事"
のところへお邪魔した際、STAFFさんから面白いお話が。
「スター商事の新入社員はパーツを組み上げて
自分のランタンを作るところから始まるんですよ◎
それを経験することで修理依頼があっても対応できるようになるんです」
と。
それでもどうしても直せない事案は先輩の経験から教えを乞うて直していく。
これは自分にとって衝撃!!
それを楽しそうに話してくれるSTAFFさん。
まるで職人◎
この言葉に感銘を受けた僕は帰るや否やすぐ!!
HK500を分解◎
すると教えてもらった思いがちょっとずつ分かってきます。
HK500はパーツに個体差とかありますが
基本的にアナログな構造なので、何か調子が悪くなったら
自分自身である程度は様子を見て直せる!!
そうすると、
やればやるだけ愛着が湧きます◎
それがHK500!!
これ以降、特に不具合が無くても使ったらその都度イジイジ 笑
基本的には普段の手入れとしては
ナットやノズルがしっかり締まっているかを
チェックする程度。
ただ、10回20回使っていくうちに
それでもうまく着火しないときがあります。
その時にやってもらう作業を紹介していきますね◎
まずはフード部分を外して、溜まった煤をふき取ってキレイに。
続いてジェネレーター最上部の
ニップルを外して、
クリーニングニードルも外す◎
この辺は付属の工具で外していきます。
横着してこの2つを外さなくても行けるっちゃあ行けるんですが、
油断しているとニードルがどっかに引っかかって折れちゃうこともあるので。
取っておいてください◎
そしたら次はジェネレーターの下部にあるネジをマイナスドライバーで外していく。
そしたら、プレヒート用のアルコールのカップを外して、
ここの銀のプレートも外れる。
で最後にフレームをごそっと外すとタンクがあらわになります。
夏場とかは虫が寄ってきてなかなかな状態になってたりするので
ここまで取ってキレイに拭き上げます◎
掃除するならこの辺まででOK◎
ただ、もしランタンの光が安定しなかったり、ちょっとした不調を感じていれば更にもう1段階。
ジェネレーターを分解していきます。
ココで最初ながら1番肝心だと言ってもいい、このハンドル。
これを必ず、上向き。
ココを固定していないと矢印の向きがあっちゃこっちゃいって
いざ点灯させるときに面倒になる。
なので、ここはしっかりと固定させながら外していきます。
そうしたらいよいよジェネレーターの本体。
ココも付属の工具で外せます。
ここはちょっと力がいるので、タンクを抑え込んでグッと!
このナット部分が外れたら
コンダクティングロッドという細い棒状のパーツが出てきます。
これも引っこ抜いて。
これを引っこ抜いて残ったジェネレーターの下部分。
ここに不純物が溜まってくるのでこれもはずして、キレイにしていきます。
ただ、ここ。
ここだけは付属の工具では外せない!! 笑
別途、モンキレンチが必要になります。
HK500ユーザーはこんなのも必要◎ 笑
これでバチッと掴んで
ココもなかなか力が要りますがグッと回して外します。
で、外れたのがコレ。
更にコレの下部分のパーツもマイナスドライバーで。
外したバネのついたパーツが入っている右側のカップみたいなやつ。
この中とジェネレーターのパイプ部分。
ここにも不純物がたまりやすく、不安定な点灯につながるので
ここまでは分解して不純物を乗り除いていく必要があります◎
最終的にこれだけのパーツに分けられました。
この辺はパーツ販売で揃えていたりするので、
もし曲がってしまったりさび付いてしまった時は
GARAGEにご相談に来てみてください◎
今の僕のパーツはまだきれいな状態なので
俺のパーツは曲がっているかもと、と思われたときはこの画像を
参考にしてみてください◎
煤や錆がでてきていたらパーツクリーナーとかでキレイにしたらより◎
で掃除が終われば、もう一度組み直していくんですが
ココで一つポイント!
なんでかというと...
このパーツたち。
まっすぐに見えて微妙にまっすぐではない。
モチロン個体差はあるんですが。
最初、分解する前に
軸の位置とか中心がどの辺とかを見ておかないと、
このヘッドがハマらないんですよ...
ジェネレーターとヘッドのかみ合わせが合わない 笑
この調整だけには毎回、苦労させられます 笑
とは言え、こうやって文句も垂れながら
調整していくこの時間が最終的にはとても有意義。
こればっかりはなかなかやってもらわないと伝わらないかと思いますが、
男は少なからずみんな持っているであろうエンジニアに対する憧れみたいな部分を
少し体感したようなそんな気持ち◎
それを味わえるランタンが
HK500なんです◎
最終的には調整もうまくいき、
無事きれいに点灯できました◎
最初に登場したスター商事に
ペトロマックスで困ったときはココに相談しに行ってみて!
という指定の店
"ドラゴンリテーラー"
にGARAGE CAMP STOREは認定されています◎
そんなドラゴンリテーラーの中でもSTAFF全員がHK500を愛用している
お店はなかなか無いようで。
そのドラゴンリテーラーの看板に恥じないように
常にイジり倒して研究していかなくては!!
ホンマはこれでテンションの上がった僕は
最近調子が良くなかった
VEIPALUX M320
これも分解して無事復活させたりできたんですが
長くなるのでこれはまた来週。
2週に続いてランタンにしようと思うんで
この2つを比較してみてランタン選びの参考にしてみてください◎
それでは来週もお付き合いください!
GARAGE CAMP STORE タク
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